三角関数専門の参考書です

55題の問題を通して三角関数をマスターできるように作られています

問題は解説部にも掲載されていますが、それとは別に別冊のほうにもまとめられています

別冊のほうには問題ごとに解答目標時間と難易度が掲載されています

解説部では『導入』としてポイントが整理され、その問題へのアプローチ方法、公式、誤答例などが掲載されていて、その後に解説が書かれています

『導入』を読むだけでも基本から標準問題までの解法のアプローチまでは学べます

解説自体は本の見た目のわりにはあっさりしていますが、『導入』が充実しているので、非常にわかりやすいです

本一冊使って三角関数を扱っているだけあって、わりと広い範囲をカバーしていますが、難易度の高いもんだ今ではカバーしていません

とはいえ、三角関数は問題を難しくしようとすると、他分野との複合問題という形で問題の難易度が上がることになります

そうすると、三角関数の勉強としては、そこまで難しいことをしようとはせず、この本のレベルで十分ですね