数列の集中講義 (教科書Next)
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東京出版から発売している数列の参考書のレビューです

評価は星五つ

☆☆☆☆☆

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062577119/axaxawaw-22/ref=nosim/
数列の応用として,入試で頻出の「預金と借金」「群数列」「格子点の数え上げ」「漸化式を作る」「フィボナッチ数列」 「整数解と漸化式」「ニュートン法」について取り上げ,より実戦的な力を身につけられるようにした.


教科書と問題集の中間的な本です

教科書のようなフォーマットで進められ、問題は入試問題を取り扱っています

説明は割りと初歩なところからしっかりとしてあって、数学に苦手意識がなければ、未修状態からこの本で学ぶことができますね

また、数学Bの範囲についてはこのシリーズの本は非常に有用です

数学Bの範囲って覚えてさえいれば対応できる問題がすごく多いんですよ

もちろん、問題演習をして、持っている知識を当てはめる練習をすることは必須です

それでも、他の分野に比べてはるかに、覚えるだけで点数が来るんです

この本は完全な問題集というには問題が少なく、教科書というには実践的なのですが、大体このくらいの内容を覚えておけば数列は大体の問題は知識として十分なんですね

問題演習を兼ねて、もう一回り実践的な知識を付けるのであれば、大学への数学1対1対応の演習Bに取り組んで、演習しながら解法を覚えるのが効果的です
1対1対応の演習/数学B―大学への数学 (1対1シリーズ)
以下のリンクは当ブログの大学への数学1対1対応の演習Bのレビューページです
大学への数学1対1対応の演習B