最新版 佐々木隆宏の 数学の発想力が面白いほど身につく本 (数学が面白いほどわかるシリーズ)
by 通販最速検索 at 2013/06/11

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中経出版からでている数学のテクニック本のレビューです

評価は星四つ

☆☆☆☆★

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4140110805/axaxawaw-22/ref=nosim/
計算問題が解けません……という人は、まず教科書レベルの基本問題を解けるようになる必要があります。
 つぎに、教科書レベルの基本問題は解けるのに、定期テストに出るような問題は解けません……という人は、教科書傍用問題集を一所懸命やることで、実力をつけるとよいでしょう。
 そして、学校のテストはできるのに、模擬試験になると解答が1行も書けません……という人は、ぜひ本書を読んでください。
 大学入試で出題される数学の問題の多くは、いくつかの発想法を知ることで対応できます。ただし、「どういう発想で解けばよいか」ということは、問題を解くためのヒントに過ぎません。したがって、ある程度の基礎力をつけてから、本書に手を出すことをおススメします。
 教科書基本問題→教科書傍用問題集→本書のように学習を進めてください。そうすれば、まったく歯が立たなかった数学の問題が、スッキリと解けるようになる日も近いでしょう。


僕は数学の学習で発想力って言葉を使うのはあまり好きではありません

そもそも発想とは

物事を考え出すこと。新しい考えや思いつきを得ること。また、その方法や、内容。by goo辞書

というわけですが

これって数学で使うにはあまりに曖昧じゃないですか?

教える側がこの言葉を使うときは具体的に説明できない事柄を適当に誤魔化す時のような気がしますし、教わる側がこの言葉を使うときには自分の力や状況を正確に把握できずにとりあえず使っているような気がするんですよね

仮にも、理論、理屈の科目のタイトルにこんな言葉を入れるべきではないというのが正直なところです

では発想力という言葉を使わずにこの本を説明すると

この本は数学の参考書に載っていなかったり、載っていてもその重要性を見逃しがちな必須手法を集めたものなんですね

発想力がなんだなんて関係ないんです

覚えるべき手法を集めた良書

それだけです

数学には誰でも必ず覚えなければいけない標準問題がある一方で、良く出題されている手法なはずなのにいまいち知られていない標準問題があるんですよ

理由はわかりません

この本は数学ⅠAⅡBのそういった手法を用いる問題を収録しているんですね

問題自体の難易度は高くありません

手法を知ってさえいればすぐに解くことができるものばかりです

同じような本としては数学ショートプログラムなどがあります
数学ショートプログラム―大学への数学 (パワーアップシリーズ)
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以下のリンクは当ブログの数学ショートプログラムのレビューページです
数学ショートプログラム


使用時期としては網羅系の参考書の暗記を終わらせ、多少問題演習をした後が丁度良いでしょう

問題数は多くないのでせいぜい一ヶ月程度で終わらせたいところです