by 通販最速検索 at 2013/06/11
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大学への数学シリーズのコンパクトな問題集のレビューです
評価は星五つ
☆☆☆☆☆
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月刊『大学への数学』のメイン記事である“日日の演習(昨年度版)”より「ベクトルと座標」「数列・整数」「場合の数・確率」について、全3冊にまとめました。コンパクトな新書サイズなので、 いつでも、どこでも手にとって読み進められます。今年度(2011年度)の“日日の演習”で、すでに学習した人にとっても、昨年度分を補強することにより、さらに各分野の完成度を高めることができるでしょう。
また、『大学への数学』の2010年・2011年の入試特集で取り上げた大学の入試問題より、補充問題を精選して掲載しましたので、有名難関大学の問題にも触れることができます。
本シリーズで学習した各分野への自信を、ゆるぎないものにしてください。
また、『大学への数学』の2010年・2011年の入試特集で取り上げた大学の入試問題より、補充問題を精選して掲載しましたので、有名難関大学の問題にも触れることができます。
本シリーズで学習した各分野への自信を、ゆるぎないものにしてください。
月刊大学への数学という雑誌があるんですよ
毎月、基礎問題、標準問題、それ以上の問題で月ごとに分野を分けて配信している雑誌なんですね
この本はその本の記事、日日の演習からベクトル、座標分野の問題を集めたものなんですね
日々の演習という記事は上に書いた『それ以上の問題』を集めたものなんですよ
標準から難問までの問題を集めてそれを選抜した受験生に解かせてその流れや感想も掲載しているんですね
つまり、毎月、月刊大学への数学を買っていれば必要ない一冊とも言えます
上にも書いたように月間大学への数学はページを分けて数種類の難易度の問題を収録しているんですよ
そうすると、どうしてもメイン記事、つまりこの『日々の演習』の部分だけ手に入れて問題を解きたいってのがあるんですね
そういう要望にこたえて作られたのがこの本です
ベクトルと座標の標準以上の問題、解答解説、その分野の簡単な要点が載せられています
本の最初にもしっかり書いてあるんですけれど
この本の対象者は基礎、標準問題を難なく解けるレベルの受験生ということになります
難しい問題ばかりではありませんが簡単な問題はそんなにありません
網羅系の参考書を終えた直後のようなレベルでは挑んでも本棚の肥やしになってしまうでしょう
月刊大学への数学と聞くと難しい問題ばかりで厳しいというイメージを持っている人も居ると思うんですけれど、実際はそんなことはありません
この本に関しても、難問にはきちんと印が付けられていて、必ずしも出来なくても良い扱いとなっているんですね
むしろ、このくらいのレベルの問題は数学が得意であるならばどうにか喰らい付いていきたいというものを多く収録しているのでどんどん挑戦して良いと思います
値段も手ごろですしね
また、この本は非常にコンパクトなんですけれど、ハンドブックとしての性質は一切有していません
紙とペンを用意してがっつり挑まないと解けないものばかりです
おそらく元々、雑誌のワンコーナーからの掲載で内容量が多くないのと、紙面節約とかの兼ね合いでハンドブックサイズにしたのではないでしょうか