最高峰の数学へチャレンジ―考えるたのしみ71題 (駿台受験シリーズ)
by 通販最速検索 at 2013/06/10

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駿台から出版されている難し目の問題集のレビューです

評価は星四つ

☆☆☆☆★

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駿台予備学校で行われた模試の中から、特に「考えるに足る」問題を精選した、「考える楽しみを味わう」ための問題集。71題の問題を主体となるテーマごとにまとめて配列。東京大学後期日程レベルに対応。解答・解説には「考える数学」というコラムを設け、日々の学習でその意味や理由をじっくり考えることがおろそかになりがちな事柄を取り上げている。


難易度が高めの問題集です

理系の受験者向けで71問収録されています

この問題集、問題が駿台が過去に行った模試から選ばれているんですけれど

僕はこれってあんまり良くないと思います

駿台などの予備校の模試を馬鹿にするわけではないんですよ

ただ、入試問題として大学が出題する問題はやっぱり質が高いんです

大学が出題する問題には大学側から、"こういう生徒に入ってきてほしい"というメッセージが込められています

それと同時に、大学としての威信もかかっているんですよ

予備校がいい加減な問題を作っているというわけではないんです

ただ、生徒を厳選するために作られた問題と生徒の実力を測るために作られた問題ではやっぱり少し質が違うんです

それなのにわざわざ模試の問題を使って勉強するってのはちょっと非効率的です

東大や京大対策の模試なら少し話が違うんですよ

過去問の数が限られている以上、模試も貴重なんです

でも、そういう個別の大学模試以外の過去問はわざわざ問題集にしてまで執着する必要はないんじゃないかっていうのが正直な感想です

実際、この問題集には結構難易度の高い問題が集められているんですけれど誘導が多すぎる

僕は、問題の難易度の上げ方が少し下手だと思いました

問題の難易度はやたらめったら上げてもしょうがないんですね、誰も解けなかったら意味がありませんから

そうすると問題のどこかに必ず着眼するべきものを設けるんです

この問題集に収録されている問題は丁寧過ぎる誘導で着眼点を作り出しているんです

ちょっとやりすぎというのが正直な感想です

また、東大後期試験まで対応と書かれていますが

いやいや、それは無理だろう

この本を手に取る方には東大志望の方も多いと思うので知ってる人も居ると思うんですけれど

東大後期の数学ってめちゃくちゃ難しいですよ

後期試験自体が新しい形式に移ってからはまだ難易度も少し揺れているんで、一概には言えませんが、僕が受けたときには試験中に絶望感しか漂わないような問題でした

おそらく、問題が何言ってるんだかわからない人もかなり居たと思います

実際、100点満点で僕の知り合いの半分は点数が一桁でした

まぁ、その年は問題が難しかったというのもありますが、そんな難易度です

この問題集は問題自体はそこそこの難易度なのに誘導のせいで強制的に難易度が引き下げられているんですね

それを考えると難易度には大きな差があります