難関大突破精選75数学1A・2B―Top Grade (Noblesse oblige)
上記画像クリックでアマゾンでの詳細情報

難易度が高めの問題集のレビューです

評価は星四つ

☆☆☆☆★

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4010335475/axaxawaw-22/ref=nosim/
難関大を目指す人に最適なハイレベル問題集。問題は基礎編25題と実戦編50題に分かれており、基礎編では参考書並みの解説も収録されている。すべての解答は、精緻かつスマートで、数学通を自負する人ならシビれること間違いなし。


難関大学志望の人が過去問に挑む前に手を付けるのに向いた参考書です

基礎的(とはいっても赤チャートレベル)な25題と実戦問題50題の計75題から構成されています

東大や京大の問題が多いですが奇抜な発想が必要な問題ではなく、どちらかといえば手数が多くめんどくさい問題が選ばれて掲載されています

別解が豊富なのもこの本の特徴の一つですね

一問に対して様々なアプローチを知ることで得られる力は大きいです

必ず別解も含めてマスターしましょう

とは言っても問題もあります

そもそも75問ってちょっと少なくないですか?

過去問の前提としての本なわけですが、それなら自分が受けるつもりのない大学で数学の難易度が高い大学の過去問を解いて練習をすれば十分な気がします

僕がオススメするのは京都大学の過去問ですね

京都大学の文系の過去問は標準問題から離れず、それでいて実験が必要な問題を多く含んでいて良い練習になります
京大の文系数学25カ年[第6版] (難関校過去問シリーズ)
上記画像クリックでアマゾンでの詳細情報
以下のリンクは当ブログの京大の文系数学25カ年のレビューページです
京大の文系数学25カ年


必ず解法を覚えなければいけない問題集というよりは、難関大学の問題への慣れと頭の働かせ方を覚える本なので使用期間は一ヶ月程度で良いでしょう

使い方としては、問題数もそんなに多くはないので最初から全部解いていきましょう

また、問題自体はそこそこ難しいので、網羅系の参考書を終わらせて、その後に標準問題の問題演習を終わらせてからこの本には挑みましょう