数学I・A単問ターゲット300 (大学JUKEN新書)
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基礎確認用の本のレビューです

評価は星三つ

☆☆☆★★

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4887421885/axaxawaw-22/ref=nosim/
数学Ⅰと数学Aの「核」となる問題の全パターンを網羅しています。これら300の問題を英単語のように覚える(解法を理解する)ことによって、入試問題を解く「基本的思考道具」を全て手に入れることができます。
①左ページは問題、右ページは解答のシンプルなページ構成
②基本問題・定期試験によく出る問題(CORE EXERCISE)は208題
③入試によく出る標準問題(STANDARD EXERCISE)は92題。


うまく使えばなかなか便利な一冊です

コンパクトなサイズの本で、左ページは問題、右ページは解答で構成されていて300問ほど収録されています

収録している問題は数学ⅠAにおいて覚えておかなければいけない基礎問題ばかりです

この本は、初学者が解法の暗記で使ったり、既に網羅型の参考書を覚えた人が演習として使うものではありません

数学ってのはある程度は暗記です

具体的な数字を出すならば偏差値70くらいまでは基本、標準問題を暗記するだけでいけます

この本は基本問題を短時間で確認するのに便利なんですよ

つまり、必ずしも解く必要はないんです

電車の中で左ページの問題を読んで、簡単に解き方を考えて、右ページで確かめる

このような方法で簡単に数学の基本問題がちゃんと暗記できているか確認できるんです

数学って言うと机にしがみついて勉強するイメージがありませんか?

僕はあります

実際に机でシャーペンとノート、参考書と向き合って勉強しました

とはいっても、振り返ってみるとそれは最短ルートではなかったと思います

数学が持っている暗記の側面を利用して、それこそ最初の段階では問題を解かないで問題と解答を読んで丸暗記してしまえばそっちのほうが早かったなと思います

この本はそういう学習を助けてくれるんですね

問題の解き方や問題演習は他の本でしっかりして、この本は電車の中やらちょっとした空き時間での基本問題の暗記確認に使う

こういう風な使い方をすればなかなか優れた本なんです

解法の暗記自体は黄色チャートなどを使いましょう
新課程チャート式解法と演習数学1+A
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