ハッとめざめる確率
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東京出版からでている確率の本のレビューです

評価は星五つです

☆☆☆☆☆

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4797351500/axaxawaw-22/ref=nosim/
場合の数、確率は、定義は実に単純だけど、その入り口あたりでつまずいてしまう人が非常に多い。
そこで本書では、
「はじめての人にはわかりづらいところ」
「わかった人でもつまずきやすいところ」
を樹形図や表をふんだんにとり入れて、とことんていねいにわかりやすく解説。
いままでもやもやしていた部分、あやふやだった部分が「なあんだ、そうだったのか!」と明らかになってもらえるでしょう。


東大や京大のようにがっつりと確率問題を出す大学を受ける人は是非とも使用して欲しい一冊です

確率に特化した本は他にも細野真宏の確率が本当によくわかる本がありますが、この二冊をこなせば確率問題でまるで歯が立たないことはなくなるでしょう

以下のリンクは当ブログの細野真宏の確率が本当によくわかる本のレビューページです
細野真宏の確率が本当によくわかる本

細野真宏の確率が本当によくわかる本―数I・A (1週間集中講義シリーズ) 
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確率に特化した本なのですが、確率の知識がゼロの状態で読む本ではありません

チャートなどの網羅系の参考書である程度の知識が入っているけれど、確率の問題へのアプローチがイマイチわからない、自分の中で解き方が体系立っていないという人がこなすべき本です

著者の安田さんのつくる解答は受験生の視点から見ても無理のないもので、秀逸すぎることがありません

その辺もこの本の使いやすい理由の一つでしょう

とはいえ、東京出版の数学の本はそのスタイルで多少好き嫌いが分かれます

嫌いでなければ、確率の本ではこの本が現行一番優れた確率の本となるでしょう