文系数学の良問プラチカ―数学I・A・II・B (河合塾SERIES―入試精選問題集)
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河合から出版されている問題集のレビューです

評価は星4つです

☆☆☆☆★

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● 本シリーズは、主に国公立大二次・私立大試験の対策に照準を当てた問題集です。
● 全国の大学入試問題の出題傾向と特徴を分析し、その中でも入試レベルの「標準~発展」を対象とした《頻出・典型・良問》を厳選しました。
● それぞれの問題は、発展性があり、応用力の養えるものを厳選しています。
● 問題の解き方・考え方を詳しく解説しており、記述・論述にも対応できます。


この本結構面白いんですよ

同じシリーズで理系数学良問のプラチカってのがあるんですけど

理系プラチカより文系プラチカのほうが難しいんです

ちなみに理系プラチカはⅠAⅡBとⅢCの二冊あります

数学の本で書名に"文系"って入ってると易しそうな印象がありますが

この文系プラチカはあまり易しくはないです

載ってる問題も標準問題とは言いにくいものもチラホラ入ってます

数学が得意でない人には、解説を読んでもよくわからない問題もあるでしょう

計算量も少なくありません

文系の受験者であれば、数学を一通り終わらせ、演習もある程度した人が腕試しに使うので十分です

そんな感じになかなかの難易度なのですが、採用している解法はスタンダードなものばかりです

問題数も少ないので実力がある人なら復習含めて一か月くらいでどうにかなります

このように、難し過ぎないくらいの、標準より上の問題の演習とチェックを短時間で行うということについて、この本は非常に優れています

解説も河合塾らしく、非常に丁寧です

個人的には文系の人より理系の人に解いて貰いたい一冊です

タイトルが若干詐欺なので評価は星マイナス1です