文系の数学―重要事項完全習得編 (河合塾シリーズ)
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河合塾から出版されている文系向けの数学の参考書のレビューです

評価は星五つ

☆☆☆☆☆

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● 文系数学の頻出テーマを厳選して明解に解説しました。
● 基本知識・重要事項の整理が行えます。
● 文系の数学入試で数多く見られる典型問題を中心に配置し、標準レベルの問題に対応できる数学力が身につきます。
● 新教育課程に対応。2013年度高校1年生・2年生用です。


文系で頻出の基本問題、標準問題を網羅した参考書です

この本の問題が高校二年生のうちに完璧になっていれば数学ではわりと有利になりますね

ページの構成は、ページ上部に問題、その下に解説が続いています

そこまでは他の参考書と同様ですが、この本ではそのさらに下に、その問題を解く際の着眼点、ポイントが整理されています

この部分を読み込むだけでもかなり良い勉強になりますね

この本に収録されている問題は基本、標準問題ばかりなので難易度としてはかなり易しいです

しかし、実際には数学が得意だという人でもこのレベルの知識が抜けていることが多いですね

数学が得意だという人は結構多いと思うんですよ

そうすると、偏差値がいくつくらいと言う人も多いんですけれど

数学が得意な人なら一般模試では偏差値が計れないのが普通ですから、偏差値65とかなら正直まだ、この本のレベルの知識、つまり基本に抜けがあるんですね

このレベルの知識が本当にしっかり入っていれば河合の一般模試なら満点近くは普通に取れてしまうものなんですね

数学が得意という人は基本知識のチェックに、数学が苦手な人は、基本、標準の目安のチェックと暗記のために一冊持っていて絶対に損をしない一冊です

また、文系対応と書いてありますが、数学が苦手な理系の人が手にとっても大丈夫ですね

この本の使い方、使用期間ですが、この本の内容は入試において是非とも覚えておきたいものばかりなので、特に使用期間を決めずに何度も復習して完璧にしましょう