数学2・B一問一答〈完全版〉 (東進ブックス 大学受験 高速マスター)
by 通販最速検索 at 2013/06/11

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東進から発売されている数学の一問一答のレビューです

評価は星三つ

☆☆☆★★

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本書は、数学の一問一答集です。
    数学に一問一答集?
なにか違和感がありませんか。一問一答集といえば、日本史や世界史の印象が強く、僕自身もはじめはこんなものが作れるのだろうかと思いました。僕は授業の際、どのレベルのクラスにおいても次のことを必ずいいます。
    数学はものごとを覚えたからといって
    点数が取れる科目ではない!!
数学は考える力を育て、問題の意味を適切にとらえ、自分の力で判断していく力を要求される科目です。そういう意味でいうと、一問一答集なんてものは、数学という科目には適さない気もします。
ただし、数学の問題を解くためには、最低限必要な公式・用語は必ずあることも間違いありません。例えば、正弦定理や余弦定理という言葉を聞いたことさえない人は「三角比と図形と計量」の問題は全く解けないと思います。
そこで本書では、高校の定期試験ならびに大学入試に必要な最低限の公式と用語の確認及びその使い方をまとめた本にしました。また、どうせ作るなら自分らしさを前面に出せるように、ただ単なる公式の暗記本にならないようにその証明ならびに問題の考え方に対する要素もできるだけ多く入れるようにしました。


公式演習、テーマ別演習、入試問題実戦演習から構成される数学ⅡBの一問一答です

公式演習では公式を適用すれば一発で解ける一行問題

テーマ別演習、入試問題実戦演習ではそれよりは少し捻りのある問題が扱われています

数学ⅡBはかなり暗記要素が高いです

数学が暗記科目かどうかというのは置いておいて、実際に基礎、標準問題の解法、公式を覚えてしまえばどうにかなってしまう分野です

そうすると、このようなハンドブック系の参考書は暗記の助けとなるのはたしかです

とはいえ、この本は使い勝手が悪いです

一問一答ってのは狭いスペースに情報を詰め込むわけですから情報を厳選し、それを強調しなければいけません

この本は公式の暗記のための簡単な問題を扱っている一方で中途半端に問題演習用の問題を扱ってしまっているんですね

一冊に色々詰まっていればお買い得なんてのは数学の参考書には通じないんですよ

公式集なら公式集、問題集なら問題集で分けないと、大抵の本はどっちつかずになってしまって使いづらくなってしまうんです

そもそもおかしな話なんです

ハンドブック形態の小さい本に公式暗記のための簡単な問題を収録しているってことは、手軽にそれこそ電車の中でも暗記作業ができるように作られているってことじゃないですか

そこに中途半端に紙とペンが必要な演習問題とか詰められても迷惑な話なんです

それなら他の本を使えば良い

こんな感じで、僕は正直この本にあまり良いイメージは持ってないですね

さて、この本の難易度なんですが、どの問題も難しくはないです

むしろ数学を勉強する上では必ず知っていなければいけない基礎知識ばかりです

とはいえ、ハンドブックですから数学の知識がゼロの人がこの本で勉強していくのは無理ですね

圧倒的に説明が足りません

そうなると難しいのはこの本の使いどころなんですよ

そもそも、数学の知識がゼロの人はマセマのシリーズなどの導入本などを使って勉強すれば良いわけで、公式の確認もそれでこと足りるわけです

白チャートなどの網羅系の参考書の解法暗記に入っているならそもそも簡単な公式暗記のための問題演習も、それ以上の演習もそこでできるわけです
チャート式 基礎と演習数学1+A 改訂版
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以下のリンクは当ブログの白チャートのレビューページです
白チャート

そうすると、この手の一問一答って本当に電車の中くらいしか出番がないんですね

もしも使うとしてもメインの本との併用になるんです