<土曜日に差がつく数学 (1) (河合塾SERIES)
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河合から出版されている計算練習帳です

評価は星五つ

☆☆☆☆☆

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4806134422/axaxawaw-22/ref=nosim/
● 他人に強制されたり、時間に追われたりしないで、学力の回復や伸長のきっかけ作りに土曜日が最良と考え、項目数・問題量を設定したのが、「土曜日に差がつく」とした理由です。
● 本書は、計算の基本演習の徹底とスピードを重視した問題集のため、問題を多数こなすのではなく、計算力をつけるのがねらいです。


名前の通り、数学ⅠAⅡBの問題を用いた計算練習帳です

問題数は153問と、計算練習にしては少ないのですが、計算問題の中でも頻出のものをピックアップしたためこの題数になったようですね

それぞれの章に目標時間と誤答例などが示されていて、使い勝手はなかなか良いです

さて、そもそも、計算練習とは必要なのでしょうか?

近年は数学の勉強の方法についても確立しつつありますし、市販の参考書でも受験に必要な知識を含む問題を厳選したものが多く出版されています

そのような中で本当に計算練習のような地味な作業が本当に必要なのでしょうか?

誰でも数学を勉強しやすい環境が整った今だからこそ、計算練習は絶対に必要なんです

数学は発想だから僕には出来ないという言い訳はもうできません

参考書や問題集が選んだ基礎、標準問題を覚えれば入試でも必要な点数が取れるものですからね

そうすると、数学が出来る人と出来ない人の差っていうのはこの計算の速さと精度で決まってくるんです

知っての通り、入試では一つの試験で100問も200問も出題されるわけではありません

そうなると、一問を確実に取れるかがすごく大切なんです

せっかく解き方がわかっても計算練習をしてしまえばおじゃんです

そのようなことがないように計算練習は必須なんですね